生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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箕面(みのお)人の密かな愉しみ ~こん太のお気に入り編~

連合の関連団体の教育文化協会に出向している書記の近藤です。早いもので、出向してもうすぐ2年が経とうとしています。連合運動の領域は非常に広く深く、その中で仕事させていただいていることに日々感謝しています。

今回は、約1年ぶりのブログということで、私が生まれ育った「大阪府・箕面(みのお)市」について紹介したいと思います。

※Mapion都道府県地図(大阪府)より引用(クリックして拡大できます)

箕面市は、「北摂地域」と呼ばれる大阪府北部に位置する、人口およそ13万人のまちです。6月18日に発生した大阪府北部地震では、近隣の高槻市、茨木市を中心に北摂地域が大きな被害を受けました。住民の皆さんが、一日も早く安心してくらせるようになることを心から願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

さて、私も上京してから20年近くが経ち、今ではすっかり東京人風情を醸し出していますが、自身の素性に嘘はつけないもので、時折無性に食べたくなる地元のお菓子があります。

※紹介しているのは、箕面市の公式キャラクター「滝の道ゆずる」くんです。昨年のゆるキャラグランプリでは、ご当地キャラランキングで堂々の全国9位となりました!

そう、かの有名な「もみじのてんぷら」です。

もみじの葉を揚げただけの、まさに「まんまやん。」な名物ですが、衣がかりんとうのようにカリッとしていて、「粉もん」にうるさい浪速っ子もこぞって太鼓判を押してしまう美味しさです。

なぜ、もみじなのかというと、箕面市は紅葉の名所としてとても人気があるからです。箕面市の北部には箕面公園が広がっていて、箕面駅前から日本の滝百選のひとつである箕面大滝まで、川伝いに遊歩道が続いています。晩秋の遊歩道は紅葉がとてもきれいで、多くの観光客で賑わいます。

もみじのてんぷらは、その遊歩道沿いのお店で売られていて、紅葉の季節でなくても買い求めることができます。運が良いと揚げたてを食べることもできます。

 

※ニホンザルには決して食べ物を与えてはいけません

 

ただし、念願のもみじのてんぷらを手に入れても、油断していると天然記念物のニホンザルから「もみじ狩り」の洗礼を受けてしまいますので、その点はご用心ください。

 

 

 

 

そして、最近になって、大人ならではの新しいお気に入りを見つけました。

そう、世界が認めた「箕面ビール」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

箕面ビールは、醸造所「箕面ブリュワリー」でつくられるクラフトビールで、世界の名だたるコンペティションで賞を獲得している、まさに「ほんまもん。」の名物です。

直営店にはパブが併設されていて、あまりのオシャレな雰囲気に腰が抜けそうになります。私の実家からも非常に近く、帰省したら必ず足を運ぼうと心に決めているお店のひとつです。

瓶のラベルやコースターには、やんちゃなニホンザルがスタイリッシュに描かれています。

 

さらに、先ほど紹介した箕面公園では、これからの季節、「川床」を楽しむことができます。これは、私が子どもの頃には見られなかった風景です。かつて、昭和時代の初め頃まで、箕面公園には川床があったそうですが、度々洪水の被害を受けたことなどもあり、衰退・消滅してしまいました。規制緩和がひとつの引き金となって、平成22年におよそ80年ぶりの復活を果たしました。現在では、地元の夏の新しい風物詩となっています。

蒸し暑い大阪の夏。「青もみじを肴に床で箕面ビール。」というのも粋な過ごし方ではないでしょうか。

ただし、貴船は川床(かわどこ)ですが、箕面は川床(かわゆか)と呼びますので、その点はご用心ください。

紹介したいことはまだまだたくさんあるのですが、今回はお気に入りの名物だけで終わってしまいました。また次回(約1年後?)、「~名所・旧跡編~」でお会いしましょう!

 

(注)「こん太」は、教育文化協会が発行する「ILEC通信」の編集後記で用いているペンネームです。次回登場する頃にはスリムになって、「こん」に改名しているかも知れません。

ILEC通信はこちら↓

https://www.rengo-ilec.or.jp/publish/ilectusin/index.html

老人ホームでも注目?

皆さん初めまして。副委員長の川口と申します。

本日は私の10年来の趣味であるテーブルゲーム「麻雀」の効能を紹介します。

麻雀は4人のプレイヤーがテーブルを囲み、136枚の牌(ぱい)から特定の組み合わせを揃えることで得失点を重ねていくゲームです。発祥の地である中国のほか、日本、アメリカなどで親しまれています。

ちなみに中国発祥の麻雀ですが、日本人で初めて麻雀に言及したのは夏目漱石と言われています。『満韓ところどころ』(1909年)に大連での見聞として麻雀を楽しむ様子に関する記載があるそうです。

麻雀は1ゲームに1時間ほど時間がかかりますが、仲間と和やかに会話をしながらゲームを進行するので、コミュニケーションをとる楽しさがあります。また、ゲームの進行のために卓上に積まれている牌を持ってくる、並べるといった指先をつかった動作が必要となります。このような作業は脳を活性化させるのにとてもいいとされており、麻雀には認知症予防に効果があるのでは?と老人ホームでも注目されています。 

ある脳科学者が、高齢者に麻雀をしてもらい、その時の脳の状態を測定し、そのデータと過去に調査した千人のデータベースを照合した結果、麻雀をする人の脳年齢は、しない人と比べて平均より3歳若いとの調査結果が出ています。高度な認知機能に関係する前頭葉や角回(言語・認知に関する処理に関わる)という部位が活性化し、認知機能が低下しづらくなることから、脳トレのひとつ「健康麻雀」として注目されています。

本来4人いないとできない麻雀ですが、現在はゲームやインターネット環境の進展等に伴い1人でも麻雀ができる環境が整っています。麻雀に関するアプリもたくさんありますので、気軽に始めることができ、コンピューターと対戦するも良し、慣れてきたらインターネットで対人戦をするも良し。脳が若返るかもしれない麻雀、やったことのない方は是非この機会に始めてはいかがでしょうか。

ひと休み

こんにちは。企画広報委員会の中町です。

梅雨とは思えない暑さですが、みなさん体調など崩されていませんか。

 

気付けばもうすぐ6月も終わり。1年の半分が過ぎようとしています。

子どもの頃は1年がとても長く感じたのに、大人になるとあっという間ですよね。

毎日仕事に追われて気付けば・・・なんていう人も多いのではないでしょうか。

私も毎日仕事に家事に育児に追われ、あっという間に毎日が過ぎていきます・・・。

 

そんな社会人にとってお休みはとても貴重な時間になるかと思いますが、このたびお休みをいただくことになりました。私事ですが、産休・育休をいただきます。

長女の時から9年ぶりのため、いろいろと戸惑うこともありますが、この9年間で子育て環境等も大きく変わっていると思うので、そういった経験を通じて、また復帰した時の糧になればと思っています。

 

周りのみんなの理解・協力のもとお休みをいただくことに感謝しつつ、お休み中は私も組合員のみなさんと同じように機関紙ユニオンネットや、ホームページ、ブログ、Twitterで生保労連の活動を見守りたいと思います。

 

みなさんも忙しい毎日の合間に、ひと休みも兼ねて、ユニオンネットやホームページなどをご覧いただき、ぜひ生保労連の活動を見守っていただければと思います(^-^)


 

Do It Yourself

二度目のブログ投稿となります。

副書記長の日下部です。

 

さて、私事ですがこの春に引越しをしまして、新しい住まいでの生活も2か月が経ち、ようやく落ち着ちついてきました。

引越しにあたっては、多くの方が、新しく収納用品や住宅周りのものを買い揃えられますが、なかなか自分が思い描くようなサイズ・商品が見つからないこともあるかと思います。

私も同様に欲しい商品が見つからず悩んでいましたが、ふと思いつきまして・・・

 

-無ければ自分で作ればいいじゃない-

 

ということで、今回はここ最近の私のDIYを紹介したいと思います。

 

私が使う材料は主に2×4(ツーバイフォー)材。住宅用の建材としても使われており、皆さん名前は聞いたことがあるかと思います。

この2×4材は、少し大きめのホームセンターに行けば簡単に手に入り、サイズも規格化されているので、DIY初心者にはもってこいの素材なんです。

ちなみに「2×4」の名前は断面の縦横が「2インチ×4インチ」であったことに由来しています(現在の規格では若干違っていますが)。「2×6」「2×2」「1×4」といった規格もありますが、「2×4」が圧倒的に手に入りやすいですね。

 

 

道具は主にこちらの2点。安物の電動ドライバーと、安物のノコギリ。これさえあればとりあえず何とかなります。

 

 

ただ、木材をまっすぐ切るのって結構難しいんです。そこで秘密兵器の出番です。

この箱のようなものを材木にセットして、溝に沿ってノコギリを引いていけば、色々な角度でまっすぐ綺麗に木材を切ることができるのです!大発明ですね。

 

 

後は設計図通りに切って、ネジで固定するだけです。

 

完成品1号がこちらの「洗濯機の高さ上げブロック」

 

・・・なんだこれ?と思われるかもしれませんが、洗濯機の高さを上げることで、配管の真上にも洗濯機を設置することができ、洗面所の柔軟なレイアウトを可能にする優れものです!しかも上下に滑り止めと防振ゴムを配置することで、洗濯機の音も軽減(している気がします)。

似たようなものも売っているのですが、サイズが合わない、なかなかいいお値段・・・ということで自作に至りました。一家に1セットどうですか?

 

完成品2号はこちらの「自転車雨除け」

 

構造的な計算は一切行われておらず、雰囲気で作ってしまいましたが、完成してみればそこそこしっかりしており、強風にも問題なく耐えています。屋根も傾斜をつけて雨が流れるようにしてみました。

幅2m超の結構な大物ですが一人でもどうにかなるものですね。

 

 

さて、実はまだ2×4材が10m近く残っていますので、今度は収納ラックでも作ろうかと画策中です。

ハードルが高いと思われるかもしれませんが、思い切ってやってみれば意外とどうにかなるDIY。ぜひ皆さんも挑戦してみませんか?

 

視点変われば…

皆さんこんにちは。副委員長の牧野と申します。

先日、雲ひとつない青空のもと、東京の代々木公園でメーデー中央大会が開催されましたが、私はこの時期の澄んだ空気や新緑の勢い、まぶしい陽射しが好きで、外出することが増えます。徒歩、自転車、公共交通機関など、外出の手段はさまざまですが、運転が好きなので週末はドライブが多くなります。フロントガラスに映る景色は映画のスクリーンのようであり、気になったところで停めて心行くまで楽しむことができる自由が車にはあります。長時間の運転も苦になりません!(渋滞は別ですが…)

 

そんな運転好きが高じて、大型二種免許を持っています。つまり大型バスが運転できます。…が、日常生活でそんな機会は全く無いため、ほとんど教習所内、いわゆるペーパードライバーです。

 

しかし、大型バスを運転してみて初めて分かったことがたくさんあります。

教習車の一例(前のドアが無く、代わりに指導員の席があります)

まず、バスは乗用車とは全く違う「機械」であることです。ハンドルの遊びが大きいうえに、たくさんあるミラーを確認しながら車線を目いっぱい使って走ります。ブレーキも強力なので、乗用車と同じ感覚で踏むとその場で停まるくらいの急停車になります。ちなみに、車内で乗客が怪我をした場合、人身事故扱いとなることもあるそうなので、運転士が「バスが止まってから席をお立ち下さい」とアナウンスするのは形式的なものではありません。

それから、車体の後ろは全く見えません。教習時に「バックしないように運転することが基本だ」と言われたのが妙に納得できました。最近のバスには後ろを確認するカメラが付いていますが教習車にはこれがなく、運転席から後ろを振り返って10メートル先の車体のお尻を壁から50センチ以内に停めることに苦労しました。

プロの路線バス運転士は、この「機械」を安全第一に、かつ乗客を不快にさせない加減速で操り、適時アナウンスをしながら降りる人(降車ボタン)や乗る人(停留所)にも目を配り、交通の流れやダイヤも意識しているわけで、運転だけで精一杯の私からすれば有償で人を乗せるのはたやすいことではありません。

また、バスは周囲の協力がないと走れないことも実感しました。急に割り込まれても乗用車のような身軽な対応は出来ません。逆に停留所からの発進や車線変更の際に譲っていただくと大変助かりますし、その際のコミュニケーションは気持ちのいいものです。

 

立場が違えば道路環境に関する視点はこんなにも違うということを知って以降、自分がドライブする際のマナーには気をつけるようにしています。最近はあおり運転などのイヤなニュースが話題になっていますが、道路上に限らず、職場や日常生活でもお互いの視点に立った配慮やコミュニケーションが自然にできるといいですね。