私を前向きにしてくれる本
2022年3月01日
みなさん、はじめまして。昨年9月に生保労連に入局いたしました観田と申します。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんは、自分を鼓舞するとき、モチベーションを上げるときはどうされていますか?
私は、本を読んだり、映画を観たり、曲を聴いたりすることが多いのですが、今回はその数ある中から、私自身を前向きにしてくれた1冊の本をご紹介させていただきます。
その本とは、「ハケンアニメ!(著:辻村深月)」です。
アニメ制作会社で働く女性3人が悩みや葛藤を抱えながらも、ひたむきに仕事に取り組む姿勢が書かれている作品です。
辛いことや挫折などの様々なトラブルがあっても、「アニメが好き!」というぶれない気持ちで日々仕事に打ち込む姿がとてもカッコ良く、当時、大学生だった私は登場人物3人がとても眩しく、イキイキしているなぁと感じたのを覚えています。
また、アニメ業界のリアルな仕事内容も細かく書かれており、「アニメ制作も立派な商業なんだな…!」と、ただ楽しくアニメを観ていた私は、アニメ業界の厳しさを知ったと同時に、衝撃を受けることもありました(笑)。
今日、私は登場人物と同年代の年齢になり、読み返すとさらに共感する部分が多くなりました。時には、「これは自分のことだ…」とギクッと思ってしまう描写も…
「好きだけではやっていけないのが仕事、されど好きであることや、ぶれない気持ちを持っていれば、前向きに頑張っていける」との言葉に、改めて勇気づけられました。
現代は、一人ひとりが働き方を考える時代となり、戸惑うこともあります。ですが、自分がなぜ働くのか?何のための仕事をしているのか?ということを見失わず、本の登場人物の3人のように、自分の仕事に誇りを持ち毎日を過ごしていきたい!と思う今日この頃です。
3月1日からは内勤職員委員会の担当となりました。これから新しいことを吸収し、組合員のみなさんのお役に立てるよう日々邁進していきたいと思います。
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