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WLBシンポジウム

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ワーク・ライフ・バランス シンポジウム

11月14日 生保労連「ワーク・ライフ・バランス シンポジウム」を開催
ワーク・ライフ・バランスの推進に向け、問題意識の共有と取組みの決意を再確認!
各単位組合をはじめ、生命保険各社、友誼団体などから約200名が参加

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子
高井委員長の挨拶

ワーク・ライフ・バランスの重要性がますます高まる中、生保労連では向こう3年間の取組み方針・目標を定める「中期方針」を策定し、全組合参加による積極的な取組みを展開しています。ワーク・ライフ・バランスの実現のためには、労使が共通の課題認識をもち、一体となって、その諸課題の解決に向け、取組みを推進していくことが大変重要になります。

こうしたことから、生保労連ではワーク・ライフ・バランスに関する現状と課題について改めて確認するため、アルカディア市ヶ谷(私学会館)において、「ワーク・ライフ・バランスシンポジウム」を開催しました。シンポジウムには、加盟組合だけでなく、業界各社の担当者、さらに連合他産別、関係団体等から幅広く参加をいただきました。

今回のシンポジウムで確認した労使の課題を踏まえ、業界全体での取組みを推進していきたいと考えています。

プログラム

【特別講演】

「ワーク・ライフ・バランス推進の意味」

講師:森田富治郎 第一生命保険相互会社会長

(社会経済生産性本部 ワーク・ライフ・バランス推進会議代表幹事)

【基調講演】

ワーク・ライフ・バランスを考える −働き方の変革に向けて−」

講師:アパショナータ,Inc.代表 パク・ジョアン・スックチャ氏

【パネルディスカッション】

「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた労使の課題」

<パネリスト>

アパショナータ,Inc.代表 パク・ジョアン・スックチャ氏

(株)高島屋 人事部次長 中川 荘一郎氏

生保労連 雇用労働委員長 小関 真次

<コーディネーター>

社会経済生産性本部事務局次長 北浦 正行氏

特別講演:
森田富治郎 第一生命会長

基調講演

「ワーク・ライフ・バランス推進の意味」

講 師:森田富治郎 第一生命保険相互会社会長
(社会経済生産性本部ワーク・ライフ・バランス推進会議 代表幹事)

我が国の将来の人口、経済の課題を踏まえ、ワーク・ライフ・バランスの取組みの意義についてご講演いただきました。

※主な要旨は以下のとおりです。

講演の様子
  • 少子高齢化・人口減少による生産年齢人口の減少は、日本の経済力低下に直結する。経済力の低下は、食糧やエネルギー等の輸入購買力の問題、社会インフラの支出が制約されるなど、様々な問題が派生する。
  • これらの諸課題に対し、「労働力率の引き上げ」と「生産性の向上」を柱とする「経済力低下の可能な限りの防止」、出生率の回復による、「人口減少の緩和」が必要となるが、これらの目標のキーとなるのが「ワーク・ライフ・バランスの推進」である。
  • 「ワーク・ライフ・バランス推進」の最終効果は、個人の視点では「生活の充実」であり、企業の視点では「生産性向上による企業業績の向上」である。ただし、企業業績の向上に反映するには相当の時間を要するので、将来への投資として考える必要がある。
  • ワーク・ライフ・バランスは企業だけの取組みで実現できるものではなく、行政・地域社会・国民一人ひとりがそれぞれの役割に応じた取組みを行い、社会全体として取組みを推進していくべきものである。労使が自分の都合のみを押し通していたのではうまくいかない。「働く人の生活の充実」と、「企業の生産性向上」を矛盾なく実現させていくという姿勢が基本でなければならない。

【基調講演】
「ワーク・ライフ・バランスを考える -働き方の変革に向けて-」

講 師:アパショナータ,Inc.代表 パク・ジョアン・スックチャ氏

私たちを取りまく環境の変化とそれに伴う諸課題に対し、働き方の改革という視点から、ワーク・ライフ・バランスの取組みの有効性についてご講演いただきました。

※主な要旨は以下のとおりです。

パク・ジョアン・
スックチャ氏
  • これからの知識集約型の社会に向けて、能力をフルに発揮できるような「働き方の変革」が必要である。
  • ワーク・ライフ・バランスの取組みの目的は、仕事と生活を共存させながら、持っている能力を最大限発揮するようにサポートすること。
  • 働きながら能力開発・健康維持・家庭責任を可能にする環境整備に向け、ワーク・ライフ・バランスの取組みが必要である。
  • 週に1度は自己啓発や家族との時間の確保など、仕事以外の自己投資を実践しよう!

パネルディスカッション「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた労使の課題」

【コーディネーター】

財団法人社会経済生産性本部事務局次長 北浦正行氏

【パネリスト】

アパショナータ,Inc.代表 パク・ジョアン・スックチャ氏
株式会社高島屋 人事部人事政策担当次長 中川荘一郎氏
生保労連 小関真次 雇用労働委員長

(財)社会経済生産性本部 北浦正行氏

(財)社会経済生産性本部
北浦正行氏

アパショナータ,Inc.代表 パク・ジョアン・スックチャ氏

アパショナータ,Inc.代表
パク・ジョアン・スックチャ氏

(株)高島屋 中川荘一郎氏

(株)高島屋
中川荘一郎氏

生保労連 小関真次 雇用労働委員長

生保労連
小関真次 雇用労働委員長

まず、中川氏より(株)高島屋におけるワーク・ライフ・バランスの取組みについて説明があり、それを基に、労使の課題についての議論が進められました。

※主な要旨は以下のとおりです。

パネルディスカッションの様子
ワーク・ライフ・バランス推進ポスター

【(株)高島屋 中川氏】

  • 従業員それぞれの働き方における働きがいの向上が不可欠であり、それを束ねるマネジメントの重要性も増している。
  • 現場の意見を吸収するためにも労働組合との良好な関係がかかせない。
  • 行動計画やアクションプラン、モデル事業のアクションプログラムの策定など、労使で作り上げていく予定である。

 

【アパショナータ,Inc.代表 パク氏】

  • 海外ではフレックス制度や在宅勤務制度が日本とは違った形で有効に活用されており、仕事の効率を高めるために利用されている。
  • 働きやすさとは、楽をすることではく、能力を発揮しやすいことであり、夢や目標を実現できるのがワーク・ライフ・バランスである。
  • 会社やマネージャー、従業員それぞれに役割があり、それぞれのワーク・ライフ・バランス前進に向けた思いと行動がともなって初めてWin-Winの関係になる。

 

【生保労連 小関雇用労働委員長】

  • 生保労連のワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組みについて説明を行いました。中期方針の策定や労使協議会での申し入れなど、これまでの取組みを紹介するとともに、ポスターの作成(右図参照)や機関紙でのコーナー設置などを通じ、働き方の意識改革を強く推進していく決意を述べました。

(文責:事務局)

生保労連の取組み紹介資料(PDFファイル:5.51MB)

生保労連では、シンポジウムの内容をふまえ、より一層充実した「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組み」を推進していきます!