2025年度運動方針
IV. 生保産業と営業職員の社会的理解の拡大
1. 生保産業と営業職員への理解を広める
(1) 広報・PR活動の強化
① 消費者団体との意見交換の拡充
消費者団体との意見交換を通じ、消費者の意識や消費者行政の動向の把握に努めるとともに、生保産業と営業職員ならびに生保労連活動に対する理解浸透に努める。
また、各地域における消費者団体と現地組合員の意見交換の場として、「生命保険U&Uネットワーク」を開催し(年10回を予定)、課題認識の共有化、相互理解の一層の向上に努める。加えて、開催地にある生保協会地方協会を訪問し、各地域での取組みに関する情報交換や生保労連活動に対する理解促進に努める。
② ユニオンアドバイザーをはじめとする有識者との意見交換の拡充
ユニオンアドバイザーをはじめとする有識者との意見交換を通じてアドバイス・提言をいただき、生保労連活動の充実につなげる。また、有識者に対する各種研究会・セミナーでの講演依頼等を通じ、より幅広いネットワークづくりに努める。
③ マスコミ報道への対応
生保関連のマスコミ報道について、その内容を注視・フォローするとともに、生保協会との日常的な連携強化をはかりつつ、機動的な対応に努める。加えて、取材依頼に対しては、生保労連の考え方や取組みが正確に伝わるよう、適切に対応する。
また、業界専門紙等マスコミ関係者との意見交換会を行うとともに、生保労連の各種政策や諸取組みが広く組織外に伝わるよう、積極的な働きかけに努める。
さらに、生保労連諸活動の対外的な発信力向上のため、全国紙等の一般紙との関係づくりに取り組む。
④ 生保産業と営業職員に関する生保労連の各種提言の理解浸透・拡大
営業職員が果たす社会的役割について、生保労連諸会議や他産別・友誼団体との交流、「生保労連ホームページ」への掲載等を通じて発信し、さらなる理解浸透をはかる。
なお、発信にあたっては「生保の役割チラシ」や機関紙「ユニオンネット」699号(「地域社会 共創フォーラム」特別号)、「がんばれ!ベストアドバイザー」セレクトブック(新しいリンク先)等を積極的に活用する。
また、「生保の役割チラシ」については、必要に応じて内容を更新するとともに、組合員の活用を推進するため、活用の好取組み事例の共有等を行う。
(2) 生活設計教育の充実をめざす取組み
生命保険等を活用した生活設計の重要性について一層の理解浸透・拡大をはかるため、連合・教育文化協会が実施する「連合寄付講座」等への講師派遣を行うとともに、新たな講師派遣先の開拓に努める。また、生活設計に関するリーフレットを活用し、一層の理解促進をはかる。
さらに、生活設計教育の充実に向け、生保産業での取組みについて組織内外での認知度向上に努めるとともに、生保協会や生命保険文化センターとのさらなる連携強化をはかる。
2. 地域・社会に貢献する
(1) 地域社会への貢献
「地域の安全を見守る運動(見守り運動)」について、各組合の取組み状況に応じたきめ細かなフォロー等を通じ、全組合員が参画できるよう取組みを推進する。また、生保産業=「見守り運動」という社会認識が醸成されるよう、組織内外に向け本運動のPRを行い、生保産業と営業職員の社会的理解拡大につなげる。加えて、本取組みの一環として参画している「オレンジリボン運動」についても、各組合・組合員に対して運動の周知・定着に努める。
(2) 社会貢献活動の実践と意識の醸成
復旧・復興途上にある被災地の状況を注視するとともに、新たな災害発生時はその状況を的確に把握し、各組合や連合等と連携の上、状況に応じた取組みを行う。
あわせて、組合員一人ひとりの社会貢献活動への参画が、社会的な要請でもある「SDGs(持続可能な開発目標)」への貢献にもつながるとの認識の下、社会貢献活動に参画する意義等について各組合・組合員の理解醸成に努めつつ、取組みを推進する。
具体的には、「連合・愛のカンパ」や「書損じハガキ等回収活動」、「エコキャップ回収運動」等を通じ、社会貢献活動に積極的に参画する。
また、環境問題等への対応の観点から、Webポスターを活用し、各組合・組合員に対して節電や省エネ等を呼びかけるとともに、「連合エコライフ」運動に参画する。
加えて、連合が結成30周年を機に企画・実施している「ゆにふぁん(支え合い・助け合い運動)」について、「生保労連ホームページ」等を通じて各組合・組合員に情報提供を行う。