多様な人材が活躍できる職場づくり
職場におけるジェンダー平等の推進
生保労連では、全組合員の約8割を女性が占めるという組織特性からも、「ジェンダー平等」を極めて重要な課題であると考えています。
このような考えから、生保労連は、職場におけるジェンダー平等の実現に向け、以下のような点について、各組合における労使協議を推進しています。
※「ジェンダー」とは、生物としての男・女ではなく、社会的につくられた規範により、男はこうあってほしい、女はこういう役割を果たしてほしいといったように、あるべき男性像・女性像として求められる性差(社会的性差)を表します。
職場におけるジェンダー平等の推進に向けた取組みの視点
1.性別を問わず能力開発・キャリア形成できる環境の整備
①キャリアビジョンの策定に向けたサポート(目標管理、面談等)の強化
②教育・研修体制の充実と受講機会の確保
2.ポジティブ・アクションの推進
①女性が活躍できる環境の拡充
②女性の役員・管理職任用の推進と任用後のフォロー
3.性別を問わず安心して働ける環境の整備
4.各種ハラスメント対策の強化
①ジェンダーハラスメントの解消
5.取組みの基盤づくり
(1)働き方を柔軟に選択できる制度の整備と活用促進
(2)推進体制の強化
(3)意識改革の推進
加えて、労働組合みずからも、女性の声を組合活動に反映できなければ、会社に対して説得力ある提言ができないことから、女性の声を積極的に取り入れるための体制整備を推進しています。