生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

お湯を求めてどこまでも

みなさん、こんにちは。

企画広報委員会、総務・財政担当の篠原です。

 

久しぶりのブログ、何を書こうかなぁと考えたのですが、結局温泉と旅行しか思いつきません。

前回は台湾旅行だったので、今回は日本全国・篠原イチオシ温泉をご紹介します。

 

国内には「共同浴場」という地元の方が管理する温泉があり、通常はその土地の方が日常的に利用するものなのですが、場所によっては旅行者にも開放してくれていることがあります。

まずはその中でもいいお湯だった2つをご紹介!


☆和歌山県 南紀白浜「崎の湯」(塩化物泉)

海沿いに立地する共同浴場です。とはいえ、ここは観光地化されているので土日は非常に混みます(私は平日で貸し切り状態でした)。鍵のかかる貴重品ロッカーはお財布が入る程度なので、大きい荷物は脱衣所に放置するしかありません…。一番奥の温泉の温度は海の状態に左右されるため、海が荒れている時はザバーンと波がやってきてほぼ冷水です。

タイミングを合わせてぜひ夕焼け風呂をお楽しみください。

 

☆大分県 由布院「加瀬の湯(西石松)共同浴場」(単純温泉)

ここは由布院駅から歩いて「山のホテル 夢想園」へ向かう少し手前にあります。農機具置き場…?と通り過ぎようとしたらなんと温泉という表記が!100円を入れてドアを開けるとすぐ温泉。脱衣部屋なんてありません!脱いでる時に開けられたら丸見えですが、そんな小さいことは気にせず広い心で入りましょう。こんなお風呂に毎日入れたら幸せですね~。

途中にはとってもおいしいおはぎのお店「小松家」もあるので、ぜひお風呂上がりのおやつに(ちなみに博多~別府を結ぶ特急「ゆふいんの森」車内でも売っています)。

 

次は島のおもしろ温泉です。

☆東京都 新島「湯の浜温泉」(塩化物泉)&式根島「地鉈温泉」(硫化鉄泉)

 

竹芝桟橋からジェットフォイルで出発!どちらも東京都の島にある温泉です。

湯の浜温泉は海沿い、というか海にある温泉で、水着着用です。神殿?のような派手な外見ですが、なんと無料!海で遊んだらそのまま温泉でのんびりできます。

地鉈温泉は切り立った崖にある温泉です。延々降りていくと点々とお湯溜まりが…ここも潮の満ち欠けに左右される温泉で、私たちが行った時は手も入れられない高温!次こそはリベンジを(写真は温泉に入れず打ちひしがれる夫)。着替える場所はありませんので、水着着用で向かってくださいね。

 

最後は青森県の温泉をご紹介。

☆蔦温泉(炭酸水素塩泉)、谷地温泉(単純温泉&単純硫黄温泉)、酸ヶ湯温泉(酸性硫黄泉)

 

八戸から青森市へ向けて車で山中を走ると、なんと十和田→蔦→谷地→猿倉→酸ヶ湯→城ヶ倉と6か所もの温泉に立ち寄ることができます。夢の温泉エリアですね。

蔦&谷地は足元の板を通してポコポコッと湧き出ている感触が面白く、高い天井から差し込む柔らかな日差しを受け、ずーっと入っていられる心地よいお湯です。

一方、酸ヶ湯はその強烈な成分のせいで10分も入っていると倒れます。そしてここは混浴!広ーい「ヒバ千人風呂」が有名で、中には簡素な仕切りがあり、一応男女が別れています。ただし、一番いい温度のお湯に入るには、男性陣の前を通らなければいけません(女性エリアのお湯は熱い)。

ここは「ワニ」がいることでも有名です。温泉地で「ワニ」とはお湯に浸かって女性をじーっと見ている殿方のこと…確かにワニっぽい。中には2リットルのペットボトルを持ち込んで待機する猛者も。あのお湯の成分に耐えられるその体がすごい…。


 

棟方志功が愛したということで、中にはこんなものが。「見ればまいね、見せればまいね」(見てはいけません、見せてはいけません)。混浴の大切なマナーですね。温泉好きが憧れる酸ヶ湯、マナーを守って貴重な混浴文化が続けばいいなと思います。

 

 

 

 

そうそう、前のブログでいつか行きたいと書いた北海道・長万部の「二股温泉」にも行きました。噂に違わず素晴らしいお湯でしたが、ここの混浴エリアは全く遮るものがなく、泣く泣く女性専用のみで帰ってきました(でもやっぱり混浴の方がいい成分らしい)。

 

 

 

まだまだ行きたい温泉はあるのですが、どうやらドイツにもいい温泉があるとのこと。次はいいお湯を求めて海外へ飛び出したいと思います。

 

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