生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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「鎌倉殿の13人」その後時代

みなさん、はじめまして。また、新年あけましておめでとうございます。

昨年7月に生保労連に入局いたしました小畑と申します。産業政策委員会を担当しています。組合員のみなさんのお役に一日でも早くたてるよう努力いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、みなさんは昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は見ていましたでしょうか?

私はマニアという程ではないですが、日本史が好きで休みの日には日本史関連の本を読んだり、YouTubeで日本史の解説動画を見て、過ごしています。

ちょうど最近、YouTubeの解説動画でよく見ていたのが鎌倉時代中期から南北朝時代でしたので、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のその後の時代にあたります。

学校の授業では、鎌倉時代といえば成立時や元寇のことしか触れられませんが、その政治体制や出来事などを追っていくとかなり面白い時代です。まだ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の記憶が残っているうちに、せっかくなのでその後の鎌倉幕府、北条氏について、私が知っている範囲でごくごく簡単に紹介したいと思います。

(誤っているところがあればご指摘ください…)

鎌倉幕府については、北条氏の時代との認識が強い方も多いとは思いますが、実は三代将軍源実朝が暗殺された後も将軍は続いています。4・5代については血筋としては遠いですが、源頼朝の妹の血が流れている藤原氏が将軍職に、6~9代については皇族が将軍職に就いています。

ただし、実権自体は執権の北条氏が持ちます。将軍はいわばお飾り状態です。

小栗旬さんが演じた北条義時が死去した22年後には、山本耕史さんが演じた三浦義村の三浦氏を滅ぼしたりもしています。

また、菊池凛子さんが演じたのえが、北条氏の家督を継がすことをドラマ上切望していた北条政村も、家督こそ継げないものの長生きをし、一族の長老格となり、後に元寇時の執権として活躍する北条時宗が成長するまでの中継ぎとして、第7代の執権となっています。

人生諦めなければ何があるか分からないですね。

他にも、新垣結衣さん演じる八重が助けた鶴丸(平盛綱)の子孫が権力を握っていく等、その後も鎌倉殿の13人の子孫を中心として、鎌倉幕府は動いていきます。

学校の授業で歴史を習うと、どうしても出来事を点で学んでいくため、時代間の繋がりが見えなくなりがちですが、事件の背景やその時代を細かく見ていくと、歴史の流れを感じることができます。流れが分かると「この出来事があそこに繋がっていたんだ!」と推理小説のような面白さを感じることができると思います。

是非、歴史に苦手意識がある方も大河ドラマであればドラマとして面白く見ることができるかと思いますので、今年の松本潤さん主演の大河ドラマ「どうした家康」を見ていただき、日本史に目を向けてみてください。

最後になりますが、生保労連も53年の長い歴史を持ちます。その歴史の重みを感じつつ、日頃の業務に励んでいきたいと思います。