生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

ランニングのススメ

みなさんこんにちは。今年度より内勤職員・労働政策委員会を担当します副委員長の中島です。

総合生活改善闘争にあたっては業績の落ち込みが予想され、またテレワークの拡大等の社会環境の変化もあり、コロナの影響を強く感じています。この状況下での着任ということで、非常に重圧を感じていますが、全力で努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします!

マラソン大会出場時の筆者

この難局を乗り切るためにも、とにかく体が資本ということで、日々体力づくりに励んでいます。ランニングを趣味というよりは習慣にしており、月に合計100キロ以上は走っています。ランニングはとっても楽しいので、みなさんにもおススメしたく、ランニングの素晴らしさをご紹介したいと思います。

ランニングの効能はみなさんもご存じと思いますが、下記は私が実感しているところです。

1.健康増進

同年代(男性も含め)の中では体力がある方だと思っています。

2. シェイプアップ効果

お尻の下のぜい肉が落ちて、上に筋肉がつくので、特にヒップアップ効果が大と思っています。

3. うつ病防止

リズム運動によるセロトニン分泌でうつ病防止になるとのこと。もやもやしていても、走ったらスッキリというのは実感しています。

4. ランニング中にアイディアが浮かぶ

音楽を聞きながら走っていますが、全く何も考えずに「無」の状態になることがあります。そんな時に、仕事に関して良いアイディアが浮かぶこともありますよ。

5. 徒歩で移動することに抵抗がなくなる

歩きやすい靴を履いていれば、旅先などでどんなに歩き回っても、なかなか脚が棒になりません。

6. 疲れが取れる

走ったら余計疲れる!と思うかもしれませんが、疲れているときに短い距離を走るだけなら、血流が良くなるのか体がほぐれて、疲れが取れるような気がします。よく眠れますし。

私は、飲酒活動も365日休肝日無しで真剣に取り組んでいますが、人間ドックで肝臓関連の数値も異常無しで、そのほか生活習慣病の兆しもありません。これはランニング習慣のおかげなのではと思っています。

ランニングはシューズとウェアを用意すれば、すぐに始められます!息が切れたら歩けばいいのです。そのうち走れるようになりますので。歩いたり、走ったり。サボりながらで大丈夫。誰も見ていませんよ!

テレワークはジェンダー平等推進のキーなのか

みなさん、こんにちは。副委員長の山本です。

8月の定期大会でご信任いただき、企画広報担当2年目を迎えました。

決意を新たに2020年度をスタートしましたが、今年度もユニオンネットやホームページ、Twitterなどを通じて、組合員のみなさんへ生保労連活動の見える化を推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

さて、ウィズコロナ・アフターコロナの新しい生活様式が求められる中、コロナがもたらした産物の1つとして、「テレワークの拡大」が挙げられると思います。

少子高齢化で労働力人口減少が進む中、多くの人が活躍できる仕組み作りが必要ですが、テレワークは、ワークスタイル変革を実現する新しい働き方として期待されてきたものの、これまではなかなか導入が進まない状況にありました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「在宅勤務」に切り替える企業が増えており、こうした動きがウイルス終息後も定着すれば、家事や育児などの両立がしやすい働き方として、ジェンダー平等を進めるキーになるのではないかと言われています。

ですが、下記データをご覧になってもお分かりの通り、実際は女性の7割が在宅時間の増加でストレスを感じており、テレワークにおいても、家事・育児負担が「女性」に偏り続けていることがわかります。 夫が家にいても、妻が家事育児の増加した分を引き受けているということになります。

            出典:積水ハウス住生活研究所「在宅中の家での過ごし方調査」

なぜ女性に偏るのでしょうか。以下の3点が原因として考えられています。

1.夫婦間の役割意識

共働きでも「家事育児は妻の責任」という意識が根付いているため、量が増えても、妻が引き受けるのが当然となっている。

2.慣れやスキルの問題

普段から主体的に家事や育児をしていないと、「やるべき家事や育児が増えている」 こと自体に気付かない可能性がある。気付いたとしても、やり慣れていないと在宅勤務の合間に対処するといったことが難しいかもしれません。

3.上記2点の要因があり、かつ妻が家にいるという状況が組み合わさると、夫が家にいたとしても、妻に負担が偏ることになる。

テレワークの状況下においても、「家事・育児は得意な方に任せた方が早い」という一見合理的に思える判断ですが、その背景には固定的性別役割分担意識が根強くあり、女性はストレスを感じています。

「得意な方が担当する」のではなく、「一定の負担を男女でシェアする」という考え方に変えていかなければ、「ジェンダー平等にプラスに働く」と期待されているテレワークも、マイナスに作用しかねないという懸念点も忘れてはならないですね。