生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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多様な人材が活躍できる職場づくり

職場におけるジェンダー平等の推進

生保労連では、全組合員の約8割を女性が占めるという組織特性からも、「ジェンダー平等」を極めて重要な課題であると考えています。

このような考えから、生保労連は、職場におけるジェンダー平等の実現に向け、以下のような点について、各組合における労使協議を推進しています。

※「ジェンダー」とは、生物としての男・女ではなく、社会的につくられた規範により、男はこうあってほしい、女はこういう役割を果たしてほしいといったように、あるべき男性像・女性像として求められる性差(社会的性差)を表します。


職場におけるジェンダー平等の推進に向けた取組みの視点

1.性別を問わず能力開発・キャリア形成できる環境の整備

①キャリアビジョンの策定に向けたサポート(目標管理、面談等)の強化

②教育・研修体制の充実と受講機会の確保

2.ポジティブ・アクションの推進

①女性が活躍できる環境の拡充

②女性の役員・管理職任用の推進と任用後のフォロー

3.性別を問わず安心して働ける環境の整備

4.各種ハラスメント対策の強化

①ジェンダーハラスメントの解消

5.取組みの基盤づくり

(1)働き方を柔軟に選択できる制度の整備と活用促進

(2)推進体制の強化

(3)意識改革の推進

加えて、労働組合みずからも、女性の声を組合活動に反映できなければ、会社に対して説得力ある提言ができないことから、女性の声を積極的に取り入れるための体制整備を推進しています。

 

男女共同参画労使フォーラムの開催(2019年6月7日)

2019年6月7日、都内会場で、「『すべての働く者が活躍できる職場づくり』について考える〜『一般職』のキャリア・働き方をめぐって〜」をテーマに「男女共同参画労使フォーラム」を開催しました。

本フォーラムは、「一般職」「旧一般職(現・地域型総合職等)」が、プロフェッショナル性のさらなる発揮や新たな職種・職務での役割発揮が求められている中、そのキャリア・働き方や直面している課題に焦点を当て、当該層がより前向きに役割発揮していくための方策を労使で共有することを目的に開催したもので、当日は、各組合・生保会社・他産業の労働組合などから167名のご参加をいただきました。

パネルディスカッションでは、コーディネーターの矢島洋子さんから、「一般職」のさらなる活躍に向けて問題提起をいただき、その後、パネリストの皆さんによる意見交換が行われ、課題解決の方向性について労使で認識の共有をはかりました。

 

※役職は当時のもの

プログラム

【主催者挨拶】

生保労連 中央執行委員長 大北隆典

【パネルディスカッション】

「すべての働く者が活躍できる職場づくり」について考える

 〜「一般職」のキャリア・働き方をめぐって〜

<コーディネーター>

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 主席研究員 矢島洋子氏

<パネリスト>

東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部 人権啓発ダイバーシティ推進室長 三浦時子氏

朝日生命保険相互会社 人事部 課長代理 竹島絢氏

第一生命労働組合 中央執行委員 古谷恭子氏

生保労連 中央副執行委員長(男女共同参画推進委員会委員長) 高橋桂子