生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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ニュースリリース

2019年7月24日

全国生命保険労働組合連合会

国際協力機構(JICA)発行「ソーシャルボンド」への投資について

全国生命保険労働組合連合会(以下「生保労連」)は、このたび、労働組合資金の運用を通じた社会貢献活動の一環として、独立行政法人 国際協力機構(以下「JICA」)が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)への投資を実施しました。

「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券で、ESG投資の対象となる債券です。

 

生保労連では、開発途上国の民主的な労働運動の発展と健全な社会経済開発への貢献を理念として諸活動を展開している公益財団法人 国際労働財団(JILAF)への協力や、グローバルユニオンであるUNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)を通じた国際労働運動への参画等、アジア太平洋地域を中心とする海外での健全な労使関係(パートナーシップ労使関係)の定着に貢献することで、各国における労働環境の改善・経済発展、ひいては海外で働く仲間を守ることにも寄与する取組みを進めています。

今般、JICAに投資された資金は、開発途上地域の経済・社会の持続的な発展、日本及び国際経済社会の健全な発展のために使用されることとなり、これは、生保労連が考える国際労働運動への参画意義と親和性の高いものであるといえます。

 

持続可能な社会の実現が国際社会の究極的な目標となっている中、生保産業唯一の産業別労働組合である生保労連は、中期ビジョン「チャレンジビジョン2030」において、「お客さまや社会に『貢献』し『信頼』を得る」ことを今後の運動の柱の一つに据え、積極的に社会貢献に取り組むこととしております。

 

生保労連は今後とも、持続可能な社会づくりという社会的要請に応えることで、生保産業の社会的使命の達成に努めて参ります。

 

以 上